犬が早朝から吠える。
あまりにも早くからワンワンとうるさいのでどうにかしたい・・・。
もしかして周りにも迷惑をかけているかも・・・。
このような悩みを持たれる飼い主さんもいらっしゃると思います。
朝の5時とか6時ぐらいから吠えだしたら、ちょっと困りますよね。
「もう少し寝かせてくれよ」と思ってしまうでしょう。
犬が早朝から吠えるには必ず何かしら原因があります。
そこで、今回は、犬が早朝から吠える原因~対策まで詳しく解説しています。
毎朝、犬の吠えで起こさせると言う方は、ぜひ参考にしてみてください。
犬が早朝から吠える主な原因について!
ワンコが朝から吠える原因って何が考えられるのか?
何か訴えているのか?それとも調子が悪いのか色々と考えてしまいますよね。
もちろん、犬が朝から吠えるには原因があります。
早朝吠えの原因として大まかに次のようなことがあります。
・要求吠え
・警戒吠え
この2つです。
要求吠えが原因で早朝に吠える
早朝に吠える理由として多いのが要求吠えになります。
要求吠えとは、犬が飼い主さんに対して何かを要求があるときに吠えることです。
具体的には・・・
- トイレがしたい
- お腹が空いた
- お散歩に行きたい
- ケージから出してほしい
- 早く起きてほしい
- 遊んで欲しい
このように犬は何かを求めているわけですね。
警戒吠えが原因で早朝に吠える
犬は警戒することで吠えることがあります。
早朝に関して言えば・・・
・新聞配達
・通勤・通学の歩行者
・鳥のさえずりや野良猫の鳴き声
これらは「音」だったり、「動き」などに警戒して犬が敏感に反応して吠えます。
要求が原因で早朝に吠える場合はどんな対策が効果的なのか?
犬の早朝吠えの対策としては原因を突き止めることも大事ですが結局何が原因だったのかが分からない場合も多々あると思います。
原因が1つだけではなく複数だったりする場合もあるので、これだけをやればよいと言う事ではありません。
そこで、早朝吠えを改善させるためにもやっておいた方が良いことを紹介します。
犬が早朝から吠る場合の対策!
トイレがしたい場合
トイレに行きたいからと吠える犬は多いです。
この場合の対策としては、寝る前にトイレをさせることが早朝吠えの対策に繋がります。
ですので、寝る前にワンコに「トイレ」と掛け声をかけてトイレシートのところに連れて行きトイレのトレーニングをさせるのもいいでしょう。
他にも、小型犬であれば、ハウスにトイレを設置しておくのも1つの対策になります。
ハウスにトイレを設置する場合は、就寝用とトイレ用と十分にスペースを確保しておき、衛生面を保つためにも後始末をしっかり行いましょう。
お腹が空いた場合
犬がお腹空いたからと吠えるパターンも多くあります。
この場合の対策としては、夜の食事内容や量を少し多めに与えるようにして工夫することが大事です。
例えば、夜の食事は食物繊維が豊富な野菜であったり、腹持ちがする食品に変えるのもいいと思います。
また、早い時間に夕食を与えるとそれだけ早くお腹も空くので、時間帯を変えるのも早朝吠えの対策になります。
お散歩に行きたい場合
散歩に行きたいからと吠える犬は非常に多いです。
この場合は、対策としては「散歩する時間を遅くする」「散歩させる時間を長くする」ことが効果的です。
もし、夕方に散歩させるというなら夜寝る少し前など遅い時間に散歩にでかけるのもいいと思います。
遅く運動させれて生活のリズムを変えればそれだけ遅く犬も起きるはずです。
また、同じような理由から、夜の散歩は、少し長めに時間を取り運動量を増やすのもいいでしょう。
ケージから出してほしい場合
ケージから出して欲しいと吠える場合、散歩や食事したいと同じように要求吠えになります。
ただ、犬が吠えるからとすぐにケージから出してはいけません。
なぜなら、吠えればケージから出してくれると犬が学習するからです。
この場合、対策としてはハウスに布を掛けて暗くすると言った工夫をしてください。
元々、犬は薄暗い早朝から活動し始める習性を持っています。
明るくなれば目が覚め活動するので遮光カーテンを使ったり、ハウスに黒い布などで覆い光を遮断させます。
つまり、暗くしてあげることで吠えなくなるというわけです。
早く起きてほしい」「遊んで欲しい」場合
「早く起きてほしい」「遊んで欲しい」という要求から吠える犬もいます。
この場合も吠えたからと言ってすぐに犬と遊んだり相手をしてはいけません。
これを行うと吠えると遊んでもらえる、構ってもらえると学習するので、毎朝吠えるようになります。
対策としては、遊ぶ時間は、日中にすると言うことです。
朝吠えて可哀想だから遊ぶのではなく、どんなに吠えたとしても無視しましょう。
吠えたところで要求は通らないと犬に学習させます。
早朝から警戒して吠える犬にはどんな対策がある?
警戒心から早朝吠えする犬にはどんな対策をすればいいのか?
・新聞配達
・通勤・通学の歩行者
・鳥のさえずりや野良猫の鳴き声
これらは、音に警戒して吠えます。
ですので、ハウスの環境を整えてあげることが大事です。
具体的には、音がしないところにハウスを移動させるのも対策になります。
それでも効果がない場合やハウスの移動が難しい場合には、値段は高めですが、防音の犬小屋なども売られているので購入を検討するのもいいかもしれません。
例えば、このような商品です。
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基本的にはこれらの対策をすれば早朝吠えは改善されていきます。
犬と一緒に快適に過ごすためには、普段からコミュニケーションを取ることも大事ですし、問題行動を起こさないためいも普段からしつけを行いましょう。
犬に吠えられる人の特徴とは?