犬がよく吠える理由には、一体何があるのでしょうか?
余りにもうるさいと、体も休まならないし、近所トラブルにもなりかなねません。
できることなら、今すぐにでも無駄吠え対策をしたいところでしょう。
しかし、犬がよく吠えるには何かしら理由があるものです。
吠えをやめさせるには、その理由を突き止めて改善していく必要があります。
そこで、今回は、犬が吠える様々な理由についてお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
犬がよく吠える理由1「何かを要求して吠える」
犬が吠える理由としては、何かを要求している場合があります。
具体的には、次のようなことが挙げられます。
- 散歩に連れてって欲しい
- 遊んで欲しい
- お腹が空いた
- 体の調子が悪い
などです。
散歩に連れてって欲しい
散歩に連れてって欲しいと要求して吠えるワンちゃんもいます。この場合、毎回、同じ時間帯に散歩させないようにするのがコツです。
散歩には、毎日連れていきますが、パターン化しないで、いつも違う時間帯に散歩させる。これを習慣化させると吠えなくなるはずです。
飼い主と遊んで欲しい
単純に飼い主と遊んでもらいたいという理由で吠えることもあります。
犬と遊ぶ時間を増やすのもいいですが、それができないようなら、おもちゃを与えましょう。
何かに集中させることがポイントです。
ご飯が食べたい
お腹が空いていて、早くご飯が食べたいとワンワン吠える犬もいます。
この場合、ご飯の量を増やしてみたり、あるいは食べる時間帯をずらすようにしてください。
例えば、朝早く吠えるなら夕食を与える時間を遅くするのもいいと思います。
体の調子が悪い
体の調子が悪い理由から吠えることがあります。
飼い主に調子が悪いから病院に連れて行ってと訴えているのかもしれません。
なので普段から犬を観察して状態を確認することが大事です。
犬の目は、汚れていないかどうか?歯や爪が清潔になっているかどうか?
明らかに普段と様子が違うようであれば、病院に連れていきましょう。
犬がよく吠える理由2「興奮して吠える」
犬が吠える理由としては、興奮状態になっていると言う事が挙げられます。
興奮状態というのは具体的には以下があります。
- 遊びが楽しい
- 飼い主が帰宅した時
- 縄張り争い
遊びが楽しい
遊びが楽しかったり、嬉しくて喜んでいる時は犬も興奮しているので吠えたりします。
これは、ひとつの表現方法と思ってください。
飼い主が帰宅した時
飼い主が仕事から帰宅した時なども犬は喜び興奮してワンワンと吠えます。
犬からすれば、リーダーが帰ってくることで安心するわけですね。
縄張り争い
犬は縄張り争いから興奮して吠えることがあります。
犬は自分のテリトリーに入られるのを嫌う傾向にあるので、例えば、いつものコースを散歩している時に他の犬に出会った時や知らない人が家に訪れた時は興奮して吠えるということです。
犬がよく吠える理由3「不安や寂しさから吠える」
犬が吠える理由としては、不安だったり、寂しさなどがあります。
具体的には・・・
- 孤独な時
- 飼い主がなかなか帰ってこない
- いつもと環境が違う
孤独な時
留守番をしている時など、犬は孤独で寂しいんですね。
そんな時は、無駄吠えをするワンちゃんもいます。
対策としては、留守番を慣れさせることが大事です。
例えば、最初は10分ぐらい留守にさせて、それで泣かないようなら今度は、時間を長めに設定して留守番させます。
時に長めに時には短めの留守番をさせることがポイントです。
飼い主がなかなか帰ってこない
飼い主がなかな帰宅しないと不安になるのでそれが理由で吠えることがあります。
帰宅時間がいつもより遅いと余計に心配して吠えることがあるでしょう。
毎日、帰宅時間が同じようなら、時間をずらして帰るなどして変化をつけといいと思います。
帰宅時間をパターン化させないといいでしょう。
いつもと環境が違う
犬が吠える理由としては、いつもと環境が違うというのがあります。
例えば、旅行だったり、実家の田舎に連れていったりなど。
いつもと勝手が違うと、その環境が違い、慣れない事でワンワンと吠えます。
犬がよく吠える理由4「恐怖で吠える」
犬は恐怖を感じると吠えることがあります。
主な理由には・・・
- インターホンの音
- 突然の来客
- 大きな音に反応する
などがあります。
インターホンの音
インターホンの音は、いつ鳴るか分かりません。
突然、「ピンポーン」と鳴るあの音が恐怖に感じて、つい反応する。
そんなワンちゃんも多くいるようです。
突然の来客
突然の来客や宅配業者など、家族でない人が侵入するのも恐怖を感じて吠える場合があります。
また、他人が縄張りに入ったというこで警戒反応から吠えると言う事も考えられます。
家族以外の人が家に入ってきたら飼い主に知らせると言う意味でも吠えます。
大きな音
車のクラクションの音、花火の音、救急や消防などのサイレン。
他にも広報の放送など、大きな音に恐怖を感じて吠える犬も多いです。
音の恐怖で吠える他にも震えるなどの症状がでることもあるでしょう。
犬がよく吠える理由5「ストレスで吠える」
犬が吠える主な原因には、ストレスも関係があるんですね。
犬も人間と同じでストレスが加わる事で吠えりします。
具体的には・・・
- 環境が悪い
- 運動不足
- 家族の仲が悪い
- 気温の変化
などが挙げられるでしょう。
環境が悪く
家の中が汚れていたり、汚いなど悪い環境で生活しているとストレスがかかり吠えることがあります。
快適に過ごすためにも犬小屋やケージなどは出来る限り、清潔に保つことが大事です。
ホコリが多い場所など、悪い環境においておくと犬が病気にかかる可能性があるので注意してください。
運動不足
運動不足が続くとそれがストレスとなり吠えることがあります。
例えば、大型犬なのに散歩の距離が短い場合などは運動不足になる可能性が高くストレスが溜まるので注意が必要です。
散歩に関して言えば・・
小型犬なら20〜30分、中型犬なら30〜40分、大型犬なら40~60分
この程度の時間を目安に散歩させるといいでしょう。
可能であれば、ドックランで自由にさせるのが望ましいです。
家族の仲が悪い
家族の仲が悪いと犬はストレスがかかり、それがきっかけで吠えることがあります。
いつもケンカばかりしている夫婦や親子は要注意です。
口喧嘩していると犬はとても不安になるのでストレスも溜まっていきます。
犬の健康の事を考えて、夫婦仲は改善していくことが望ましいです。
気温の変化
犬も人間と同じで気温の変化がストレスとなり、それが原因で吠えることがあります。
暑すぎたり、寒すぎたりすると気温の変化に対応できなくなり、その結果、吠えてしまうと言うことです。
特に夏場では、脱水になりやすいので気をつけなければいけません。
室内犬であれば、犬の健康を考えるためにも一日中、エアコンを使って対処することをお勧めします。
犬が吠える理由のまとめ!
今回は、犬が吠える理由について解説しました。
もし、愛犬がうるさいようでしたら、何がいけないのかを確認してください。
何かしら原因があるはずです。
健康状態が悪いのか?あるいは、何かを要求しているのか?
それとも、恐怖や不安。また、ストレスがあるのかどうか?
この辺りを確認するといいと思います。
犬と健やかに暮らすように見直せるところは改善していきましょう。